スラムダンクにも名言は数多くあり、読めば読むほど気付くことや学ぶことがたくさんある。
俺自身、スラムダンクを読んでいても、少年だった頃に感じたものとは違い、大人になると感じるものの変化が多くある。
おそらく、また何年か後に読むと、また感じることも変わるのだろう。
「・・・俺は今なんだよ!」
この桜木花道の名言は、山王戦で桜木がルーズボールを取りに行き、湘北のピンチを救った時が起こった。
そのルーズボールを取りに行った桜木は背中を負傷してしまう。
背中の負傷はバスケットに限らず、スポーツ全般にとって選手生命の危機だろう。
そして次第にその背中の痛みは大きくなり、桜木は止む終えず、選手交代させられる。
その時にマネージャーの彩子から”背中の負傷は最悪、バスケットは出来なくなってしまうかも・・・”と伝えられる。
しかし、桜木は”今がすべて”だと、自らコートに戻る覚悟と決心を安西先生に伝えた時の言葉だ。
”今”が重要なことは知っている?
自分達の生活の中に置き換えてみてほしい。
「・・・俺は今なんだよ!」という言葉は本来、誰もが理解していることだろう。
過去でもなく、未来でもなく、今が一番大事だという単純明快なことだ。
しかし、私たちはこの”今が一番大事”であるということを「理解出来ている」「分かっている」だけではないだろうか。
何かを言い訳にして逃げているということはないだろうか。
行動は伴っているだろうか。
俺自身、桜木花道の「俺は今なんだよ!」という言葉で考えさせらた。
一般的ではあるが”誰もが明るい未来を望んでいる”と思う。
しかし、明るい未来というのは”今”の積み重ねであり、決して”今”と切り離して考えるものではない。
だから、”今できることに最善を尽くさなければならない”ということだ。
過去も同じで、”今”を積み重ねてきたものである。
全てが”今”ということなのだ。
過去や未来という概念など存在しない、それは全て”今”の結果でしかないのだ。
まとめ
井上雄彦は読者に対して
『一瞬一瞬を大事にしてほしい、”今”を大切にして重要視しなければならない』
というメッセージを込めているのではないかと俺は思う。
だから、桜木花道の「俺は今なんだよ」という言葉は、
”今こそが全て”であると言っているのだ。
それは私たちが生活する全てに共通することだろう。
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